スケッチグラムでは、契約アーティストの敬称に「先生」を使うことが多くありますその理由の一つは、特に成人のアーティストに対するインファンティライゼーション(※)を出来るだけ避けたいという思いからです多くの人が特に知的障害のある成人に対して、無意識のうちに子どもへ接するような話し方や、過度に保護的な対応が行われてしまうことがあります。しかし、それは本人の尊厳や主体性、社会人としての立場を見えにくくしてしまうことがあります私たちは、障害の有無ではなく、一人の社会人、一人のアーティストとして対等に向き合うことを大切にしていますもちろん、「先生」と呼ぶのは、その人が偉いからでも、特別な資格を持っているからでもありません「先生」とは、人に学びや感動、気づきを与える存在への敬称でもありますアーティストは、自らの表現によって人の心を動かし、新しい価値観や勇気を届ける存在その創作活動への敬意を込めて、私たちは「先生」と呼んでいます「先生」という一言には、「あなたを尊敬しています」という、スケッチグラムからのメッセージが込められています※インファンティライゼーション(infantilization)とは、大人を子ども扱いすること、または、人や社会を「幼児のような状態(自立できない状態)」にすること