スケッチグラムが、作家の権利を守るために最も大切にしている境界線がありますそれは、「企業の要望に無理に作家を合わせないこと」ですもちろん、社会や企業とつながることは大切ですでも、そのために作家の表現を削ったり、“売れそうな形”へ無理に変えてしまった瞬間、それは共創ではなく「消費」になってしまうのではないかと思いますスケッチグラムは、企業に合わせて作品を変える場所ではなく、作家の持つ独自性に、企業側が価値を見出す関係を目指しています描き方を矯正しない感性を修正しない“普通”に近づけないそして、それぞれの創作のリズムを尊重する今あるものからを使わせてもらうという姿勢を企業にも共有いただいていますもちろん仕事としての責任やスケジュールは大切ですただ、納期だけを優先して、その人らしい表現まで失ってしまわないようにしたいと考えていますそのために、企画そのものが立ち消えてしまうこともありますでも、それでいいと思っていますその違いこそが、本来いちばん尊重されるべきものだと考えているからですだから私たちは、「障害があるのにすごい」を目指しているわけでも、「企業向けに扱いやすく整える」ことを目指しているわけでもありませんその人にしか生み出せない表現を、そのまま受け入れてくれる企業と社会へつなげるそこに、スケッチグラムの一番大切な境界線があります