City popの明るく楽観的な世界観や装飾性を取り入れながら、「仮想空間に一時保存され、再構築し続ける楽園」をテーマに作品を制作している。作品に登場するアバター「こづめ」は、自身の身体的特徴から生まれた左手の化身。現実と仮想空間を行き来する存在として、デジタル社会の中で変化していく身体性やアイデンティティ、自分らしさを描き出している。女子美術大学でデザインを学び、英国University of Hertfordshireではテキスタイルアートを専攻。東京藝術大学大学院博士課程満期修了。ファッションやデザインの分野で培った感覚を背景に、現在は絵画を中心に制作・発表を続けている。ポップで愛らしい世界の奥に、身体と存在についての問いを重ねながら、独自の「こづめ」の世界を広げている。