心の奥に潜む断片を、線と色で掬い上げる。発達障害、うつ、解離性同一性障害──さまざまな内なる世界と共に生きながら、それらを「創造の源」として昇華するアーティスト。2021年サンリツユニフォームデザイン最優秀賞を皮切りに、可能性アートプロジェクト(2021・2023・2024採用)、2025年「クルマと叶える世界」シーキューブトータル賞、ホーユー株式会社ホーユー賞(2024・2025)など、実績を重ねている。ロック、ハードコア、ドラムンベースの疾走感。ベクシンスキーやHRギーガーに通じる、幻想と深淵の造形。ふたばりくの作品は、痛みと美しさの狭間を漂いながら、見る者の心に静かな衝撃を与える。