1977年生まれ 日進市在住養護学校高等部を卒業したあの日、「あなたはきっと、絵を続けたほうがいいよ」——担任の先生のそのひと言が、彼女の人生の扉を静かに開いた。それから29年。彼女は「ポレポレの友だち」で変わらず絵と向き合い続けてきた。一枚一枚、丁寧に、誠実に。その積み重ねは、時間だけでは測れない深い表現へと育ち、今日まで多くの人を魅了し続けている。彼女の作品に触れると、まず感じるのは“やさしさ”。動物も、風景も、どれもカラフルで、愛らしく、まるで光が差し込むような明るさに満ちている。細やかな描写の中に、自然の生命力と、彼女自身の温かい心がそっと息づいている。色を重ねるたびに広がる世界は、一本の物語のようでもあり、見る人それぞれの心に寄り添う小さな風景画のようでもある。静かに、穏やかで、でも確かな力をもった作品たち——そこには彼女が29年間積み重ねてきた“生き方そのもの”が刻まれている。これからも、彼女のアートはきっと、誰かの心にそっと優しさを運び、ふっと明るい気持ちを灯してくれるだろう。その色彩はこれからも、長く、人々の心に寄り添い続けていく。その他の作品は限定公開していますのでお問い合わせください