スケッチグラムジャパン認定アーティスト|北海道彼が絵描きとして歩み始めたのは、12年前。精神科入院中、作業療法で取り組んだ一枚の塗り絵がきっかけだった。そこで色を重ねる彼に向けられた「カラフルだね」という温かな言葉は、長いあいだ曇っていた心にそっと灯りをともすような励ましとなり、創作への第一歩となった。退院後しばらくは不定期に描いていたが、4年前からはまるで日課のように絵筆を手に取る日々へと変わっていく。その積み重ねは着実に実を結び、作品販売、コンペティションでの受賞、企業や団体による作品採用など、表現の場は少しずつ広がっていった。2021年11月には初個展を開催。続く2023年11月、2024年12月にも個展を開く機会に恵まれ、多くの人の目に触れる作家として歩みを進めている。彼にとって描くことは、過去の苦しみを癒し、未来へ向かうための希望をつなぐ大切な営みである。数々の受賞や採用は励みとなり、これからも真摯に創作と向き合い、さらなる表現の深化を目指している。その他の作品は限定公開していますのでお問い合わせください