長年勤めた職場を、度重なる心身の不調により退職する。その後、自分の時間を取り戻す中で、塗り絵との出会いが創作のきっかけとなる。既存の線に色を重ねるだけでは満たされず、やがて自ら線を引き、色を置くように。内側にあった感覚やリズムは、紙の上で少しずつかたちを持ちはじめた。日々の中で感じてきた「生きづらさ」。その揺らぎや違和感は、作品の中で自由な線や色として解放されている。多様な表現に触れる中で得た楽しさや救いを、今度は誰かの日常へ。sennの作品は、見る人の感覚に静かに寄り添い、ほんの少しだけ、生活に色を添える存在でありたいと願っている。※その他の作品は限定公開していますのでお問い合わせください