幼い頃、父に絵を褒めてもらったことをきっかけに、絵を描く楽しさと出会う。以来、自分の感覚を大切にしながら制作を続けてきた。統合失調症や拒食症、PTSDなどによって、ある時期には絵を描くことができなくなった経験もあるが、周囲の人々の支えを受けながら、少しずつ再び制作へと向き合うようになった。作品の中で大切にしているテーマは「光と影」。日々の中にある幸せや温かさを描く一方で、誰もが心の奥に抱える不安や苦しさにも静かに目を向けている。明るさだけでも、暗さだけでもない人の心の揺らぎを、色や形に置き換えながら表現している。作品を通して誰かの心にそっと寄り添い、社会との新たなつながりを生み出していくことを願っている。