2004年、愛知県日進市生まれ。生後48日間をNICUで過ごし、6ヵ月の時にプラダー・ウィリー症候群と診断される。さまざまな困難と向き合いながらも、幼い頃から絵を描くことが何より好きで、小学校1年生の担任の先生に褒められた経験が、創作への情熱に火をつけた。2014年、『あいちアール・ブリュット展』に初出展。2017年には優秀作品に選出され、その世界観は早くから高く評価されてきた。彼の作品は、細部まで丁寧に描き込まれ、色彩の奥にある“ワクワクする気配”が見る人の心を自然と惹きつける。緻密さの中に遊び心があり、キャンバスの向こうに広がる物語が、観る者をまるで冒険へ誘うような魅力を放っている。自分のペースで、地道に、誠実に。そんな彼ならではのスタイルで紡がれるアートは、これからも多くの人に希望とときめきを届けていく。その他の作品は限定公開していますのでお問い合わせください