2025年、SNSで偶然出会ったスプレーアート。その動画を嬉しそうに周囲に伝えてくれたことが、すべての始まりでした。後日、実際にアーティストのパフォーマンスを観に行った際、会場の空気をじっと見つめながら、ときおり浮かべる笑顔が印象的でした。帰り道に聞いた感想は、とてもシンプルなひと言。「やりたい!」その言葉をきっかけに、表現は動き出します。身近な材料を揃え、自宅のベランダで初めて描いた作品は、ドロドロとした惑星。技術や完成度ではなく、「描いた」という体験そのものに、大きな喜びが宿っていました。しばらくは、描いたり描かなかったりを繰り返す日々。そんな中で転機となったのは、友人への誕生日プレゼントとしてスプレーアートを贈ったことでした。作品が誰かの手に渡り、喜ばれる経験を通して、表現は“自分の中のもの”から“誰かに届くもの”へと変化していきます。やがて、クラウドファンディングのリターン用ポストカード制作という機会を得て、新たな一歩へ。「楽しそうに描いている姿がいいよね」という周囲の言葉が背中を押しました。その経験を経て、スプレーアートは日常の中に自然と根付き、今では「大好き」と言いながら、日々色を噴射しています。こうした“ひとつの衝動”から始まる表現の力に、強い可能性を感じています。――スプレーガール。ひとつの「やりたい!」から、世界に色を解き放つ存在。※その他の作品は限定公開していますのでお問い合わせください