静岡県を拠点に、猫や動物、植物、人物、抽象表現など、幅広いモチーフを描くアーティスト。幼い頃から絵を描くことが好きで、現在はアナログ画材を中心に、自身の内側にある感情や感覚を一枚一枚の作品へと映し出しています。Mikiko.の作品を特徴づけるのは、画面いっぱいに広がる鮮やかな色彩と、細やかに重ねられた線、そして独特の生命力です。猫や動物たちはどこか人間のような表情を見せ、花や植物、虹、星などのモチーフが自由に共存します。現実にあるものを描きながらも、そこにMikiko.独自の色や感覚が加わることで、日常とは少し違う、明るく不思議な世界が生まれています。ときにはモチーフを画面いっぱいに描き込み、ときには余白の中に一つの存在を浮かび上がらせる。その表現は作品ごとに変化しますが、共通しているのは「光」の存在です。パニック障害やうつ病、発達の凸凹など、日常生活や社会との関わりの中でさまざまな生きづらさを経験してきたMikiko.にとって、絵を描くことは単なる創作ではありません。言葉だけでは伝えきれない感情を表現し、自分自身を癒し、社会や人とつながるための大切な手段でもあります。「私の絵はすべてキラキラしています。」その言葉の通り、鮮やかな作品はもちろん、たとえモノクロで描かれた作品であっても、Mikiko.はその中に必ず輝きを見つけます。苦しさや絶望を消して描くのではなく、その中に存在する希望を見つけ、色や線、光へと変えていく。猫も、動物も、花も、抽象画も、人物画も。そこに描かれているのは、Mikiko.自身の「癒し」であり、「叫び」であり、そして希望です。