臼井祥子 × 株式会社ヤマダヤ本プロジェクトは、臼井祥子の原画作品を起点に、株式会社ヤマダヤのプロダクトデザインとのコラボレーションウェアです。臼井の特徴である、衝動性とリズムをもつ筆跡。アルファベットの断片が重なり合う構成美。その偶発性と強度を損なうことなく、テキスタイルへと展開しました。単なるプリント商品ではありません。作品の世界観を読み解き、余白・配置・色の強弱を設計し直すことで、日常着として成立するプロダクトへ昇華しています。ジャケットとパンツのセットアップ、スウェットトップスなど、複数アイテムへ展開。着用時のドレープや動きによって、線のリズムが立体的に浮かび上がる設計になっています。本事例は、単にアート作品を“商品化する”のではなく、企業のものづくりプロセスにアートデザイナーとして参画するという、スケッチグラムの思想を体現した取り組みです。作家の表現は、額の中だけにとどまらない。プロダクトとして社会に実装されることで、新たな価値循環を生み出します。