スケッチグラムは、株式会社ヤマダヤ(愛知県名古屋市)とともに、アール・ブリュット作家の作品を用いた福袋企画を実施しました。全国の店舗で販売されたこの取り組みは、単なるデザインコラボではなく、「障害=不」という固定観念を、日常の買い物体験の中で静かに問い直す試みでもありました。作品は、福袋専用のビジュアルとして採用。大胆に配置されたアートは、売り場の中でもひときわ目を引き、多くのお客様の足を止めました。作家は「デザイン素材」ではなく「共創者」スケッチグラムが大切にしているのは、作家を単なる表現提供者として扱わないこと。本企画においても、作家の表現背景や想いを尊重し、権利関係を明確にしたうえでコラボレーションを実施しました。アートは飾るためだけのものではありません。社会とつながり、経済の循環に参加し、作家自身の「仕事」として成立すること。その前提を大切にしながら、企業と作家が対等な関係で取り組んだプロジェクトです。ー売り場で起きた、確かな反応販売開始後、多くの店舗で早期完売が相次ぎ、売り場には「SOLD OUT」の表示が並びました。スタッフの方々からは、「アートの意味をお客様に説明すると、興味深く聞いてくださった」「福袋を通して会話が生まれた」といった声も寄せられています。アートが、説明されることで終わるのではなく、手に取られ、持ち帰られ、日常に入っていく。そのプロセスそのものが、この企画の価値でした。「できない」ではなく「魅力」としてスケッチグラムのミッションは、障害のある作家を「支援の対象」として扱うことではありません。「できない」ではなく「魅力」として企業と作家が力を合わせ社会に根付く「障害=不」のイメージを変えていくこと。株式会社ヤマダヤ様との福袋コラボレーションは、そのミッションが、売り場というリアルな場所で形になった象徴的な事例です。